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【プレスリリース】「気持ちを言葉にする力」を育むカードゲーム『もやっぴ〜す』クラウドファンディング開始

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Honmonoプロジェクト【HonmonoカードPJ】


一般社団法人Honmono協会(東京都渋谷区)は、子どもたちが「気持ちを言葉にする力」と「思いやる力」を育むカードゲーム『もやっぴ〜す』を開発しました。11月9日(日)には「みんなの祭 in 赤羽」でテストプレイを実施。11月14日(金)よりCAMPFIREにてクラウドファンディングを開始します。




プロジェクト誕生の経緯


小学校高学年から中学生の時期は「自分は何者か」を考え始める一方で、友人関係や評価への不安から、胸の内に生まれる“もやもや”を抱え込みやすい時期です。気持ちをうまく言葉にできないことが自己理解や他者理解の妨げとなり、関係性の行き違いや自己肯定感の低下を招くことがあります。


学校や家庭の現場では、対話の重要性は認識されています。ですが、年齢や個性に合わせて「安全に感情を言語化する機会」に継続的に取り組むことに課題を感じている声があることも事実です。


一般社団法人Honmono協会では、「共創」を軸に多様な専門性を持つメンバーが協働しています。協会内で開催した大人向けワークショップでカードゲームを用いて価値観の共有をしたところ、相互理解が関係の質を高めることを実感したという声が多くありました。


この学びを次世代に届く“予防的アプローチ”として形にするべく、協会内の有志メンバーでチームを結成。教育・心理・デザイン・企画の知見を結集し、日常の小さな“もや”を安心して言葉にし、仲間と乗り越える体験を提供するカードゲーム『もやっぴ〜す』の企画・開発をスタートしました。


遊びの文脈で対話の入口をつくり、振り返りまでを一連の設計に組み込むことで、「自分を大切にし、相手も思いやる力」を土台から育むことを目指しています。


ゲームの特徴

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『もやっぴ〜す』は、日常で感じる“もやもやした気持ち”をテーマにした、協力型カードゲームです。


プレイヤーはキャラクターになりきりながら、困難をもたらす存在「モヤリン」に立ち向かい、仲間と協力して「言葉の力」で状況を乗り越えていきます。


単なる娯楽としてのゲームではなく、感情の言語化と相互理解を自然に体験できる設計が特徴です。


  • 自分の気持ちを言葉にする

  • 相手の思いを受け止める



【ゲームの進め方】

5〜6人で行います。

カードには心を動かし、行動を促す要素があります。


  1. プレイヤーは自分の気持ちに合ったキャラクターカードを選びます

  2. モヤリンカードに書かれている状況に対して、自分ならどう感じ、どう対応するかを言葉にします

  3. ほかのプレイヤーは「いいねカード」や「切り替えカード」を使って応援します


共感や新しい視点を伝えることで協力して課題を解決。ゲームの勝敗よりも、対話を通じて気づきを共有し合うプロセスに重点を置いています。



プレイ後は、専用の「振り返りカード」を使って対話し、自分の感じたことや他者から受け取った言葉を整理します。振り返りの時間によって、子どもたちは「自分を認める力」「多様な価値観を受け入れる姿勢」を育みます。 


教育現場・福祉施設・家庭など、幅広い場面での活用が期待されるカードゲームです。


教育的・社会的意義


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子どもたちが「自分の気持ちを言葉にする」ことは、単なるコミュニケーション能力ではなく、心の安定や人間関係の質を支える基礎的な力です。


『もやっぴ〜す』は、成長過程で感じる心の揺らぎを“遊び”の形で受け止め、安心して言葉にできる場を提供します。


ゲームの中では感情を言葉にし、相手の気持ちを聞き、共感や新しい視点を得るという「対話の循環」が生まれます。この循環は、自己理解・他者理解・共感力といった非認知能力の育成につながり、将来にわたって人と関わりながら生きていく力の土台となります。



『もやっぴ〜す』が目指すのは、「対話する力」が自然に育つ社会。一人ひとりが自分の気持ちを大切にしながら、相手を思いやり、互いの違いを認め合える。そんな関係性を次の世代に届けることで、いじめや孤立の予防、心の健康づくりにも寄与することを目指しています。


教育・福祉現場での導入支援や実践事例の収集も視野に入れ、子どもたちの心の成長を支える学びの循環づくりも進めていきます。





テストプレイの実施と期待


『もやっぴ〜す』は、2025年11月9日(日)に、東京都北区で開催された「みんなの祭 in 赤羽」にて初のテストプレイを行いました。


イベントでは子どもから大人まで、幅広い世代に体験していただき、実際に“もやもや”を共有しながら言葉の力で“ピース”に変えるプロセスを体感し、たくさんのフィードバックをいただきました。


今回のテストプレイを通じて、カード構成やゲーム進行の改善点を検証するとともに、「どのような言葉が子どもたちの安心感につながるか」「どんな関わり方が対話を促すか」といった実践的な知見を蓄積。


今後は、このテストプレイの結果をもとにカード内容の調整を行い、正式版として全国の教育現場・家庭への展開を目指します。



クラウドファンディング概要


クラウドファンディングはCAMPFIREにて11月14日(木)開始です。


  • 開始日:11月14日(金)

  • 終了日:12月31日(水)

  • 目標金額:20万円

  • プラットフォーム:CAMPFIRE

  • 主なリターン:カードセット・ステッカー・缶バッジなど

  • 資金の使い道:カード制作費、印刷・普及・ワークショップ費用等



今後のスケジュール


スケジュールは以下の通りです。


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開発チームコメント


『もやっぴ〜す』は正解を導くためのゲームではなく、感じたことを大切にし、言葉にして共有するためのツールです。


子どもたちが「うまく言えない」「伝わらない」と感じる瞬間にこそ、対話の芽があると感じています。安心して話し、聴き合う時間が学校や家庭の中に少しずつ広がっていくことを願いながら、開発を進めてきました。


遊びの中から“伝える力”や“思いやる力”が自然に育つことを、これから多くの現場で確かめていきたいと思います。


『もやっぴ〜す』プロジェクトリーダー八木 自由里(一般社団法人Honmono協会)



団体概要(一般社団法人Honmono協会)


名称 一般社団法人Honmono協会

所在地 〒150−0021東京都渋谷区恵比寿西1丁目33番6号

代表者 三井所 健太郎

設立 2019年4月26日

活動概要 人材・事業支援/映像・WEB制作/SNSコンサルティング



問い合わせ先

もやっぴ〜すプロジェクトチーム(担当:八木自由里)




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