埼玉県幸手市にある学びっ人村みらい塾は、
石の彫刻家である小林晃一氏のアトリエで、
自然体験や五感と感性を刺激するワークショップを通じて
子どもたちが自ら学び、発見し、自分で脳を育てていく場。
学びっ人村で新たに、オンラインを活用し東京都内の子どもたちと
郊外の幸手を結ぶ新たな教育プログラム「fin」が始まります。
Honmono協会の諸我和美と大竹一平がプログラムの
企画・運営に携わることになりました。
■finとは
finは埼玉県幸手市にある自然豊かなアトリエと、都内自宅でのオンライン学習を組み合わせた、小学生向けの塾です。
子どもたちは「創作キット」をもとに毎月1つの作品を自宅でつくり、finsコーチと呼ばれる講師との週1~2回のオンライン学習を通して自由な感性や探求心、そして考える力を身につけます。
さらに月に1回、その作品を持ち寄ってアトリエで発表会を行い、子どもたちが「なぜ」「どうやって」その作品をつくったか、あらためて言語化して発表することで、日本人が苦手とするプレゼン能力を磨きます。
子どもが学びながら、自分で発見して、自分で自分の脳を育てていく学育(がくいく)の実現を目的としています。
【プログラム内容】
・オンラインで週1~2回行われる地区の先生の指導と、毎月アトリエにて自然体験と学びの発表
・3ヶ月に1回の地区での発表会、年に1回のホールでの探究学習発表会
・田園風景の中で自然とふれあうイベント
・想像力のみなもとである五感と感性を刺激するワークショップ
■finの設立背景
finの代表である彫刻家の小林晃一さんは、公立中学校の美術教諭を9年間務める中で生徒たちの想像力や自身、やる気の欠如をひしひしと感じました。
「創造性や感性など五感がベースとなる表現を形として出力するためには、五感で受ける入力を増やす必要があります」としたうえで、「都会の子どもは、その五感で受ける入力自体が足りてないのでは? その入力が小さいから、自分で考え、行動する力が弱くなっているのではないか?」と考え、子ども向けのワークショップを開催し始めました。
学校教育では受験に必要な5教科だけに力点を置きがちなうえ、教師が生徒に「教える」という形に疑問を持ち、すべての学習の原点となる「自ら学ぶ力」をアートと自然体験を通して養い、子どもたちが主体的に学び、動く体験を重視する場をつくるために、finを設立しました。
■Honmono協会とのコラボ
この度、Honmono協会メンバーの諸我和美と大竹一平がfinの企画・運営に携わることになりました。
諸我和美
フラワー講師・花セラピスト。華道の指導者として、そして花の力を伝える花セラピストとして活動しています。さまざまな形で「花を楽しめる場」を子どもから大人まで提供しています。
finでは企画に携わり、finsコーチ(先生)としても参画します。
大竹一平
MtipCreative株式会社 代表。「日本発、世界で読まれる雑誌」を目指して伝統文化をつくりあげる人をたずねて旅する雑誌『CraftGene』を創刊。企業クライアントのWEB・IT開発、まちづくりコンサルティングなども行い多彩な才能を発揮しています。finでは企画・運営に携わっています。
【学びっ人村みらい塾Webサイトはこちら】
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