ホンモノ対談Vol.5 JT×Honmono 地域の未来を伝えるクリエイティブとは

更新日:7月27日



Honmono協会では、「ホンモノの力を結集し、日本を元気にする。」というビジョンのもと、志あるクライアントさまと一緒に、より良い社会を共創することを目指しています。


今回、日本たばこ産業株式会社さまと、葉たばこ産業及び葉たばこ農家の魅力を発信するプロモーション映像を共同制作いたしました。実は、葉たばこ産業は一次産業でもあり、全国各地で葉たばこを生産する農家の存在は、その地域の未来を支える存在でもあります。


映像制作の過程や地域を支える葉たばこ産業の未来について、日本たばこ産業株式会社原料グループ 原料企画部 阿山綜一郎さん(元 東日本原料本部 業務部)と、東日本原料本部 原料部の岡田徳馬さん、Honmono協会ディレクターの長根が、対談形式でお届けします。


阿山綜一郎(あやま そういちろう) 京都府 京都市出身。2018年に日本たばこ産業株式会社へ入社。現在は、原料グループ 原料企画部で利益管理を担当している。趣味はサウナ。


岡田徳馬(おかだ とくま)

愛媛県松山市出身。2019年に日本たばこ産業株式会社へ入社。東日本原料本部 原料部で葉たばこ原料の安定供給に向けて、葉たばこ耕作農家の技術支援などを実施している。主な担当は、青森県・岩手県・秋田県。趣味はお酒、温泉巡り。


長根 汐理(ながね しおり)

青森県八戸市出身。進学をきっかけに上京し、2013年に日本郵便株式会社に入社。2015年に同社を退職し、メディア運営を得意とするITベンチャーで働きながら、地域活性プランナーとして地方創生事業に携わる。


2019年に株式会社いろは設立。「価値あるものが、きちんと認められる世の中を創る」をモットーに、企業のPR支援や新規事業の立ち上げをサポートしている。





地域の未来を支える葉たばこ農家を “誇り” ある仕事に。


長根 本日は、ありがとうございます!早速ですが、葉たばこ産業が一次産業でもあることは、意外と知られていないんですね。私たちのメンバー内でも、知らない人がいて...。今回のプロジェクトは、まさにそのことを伝えるために立ち上がったのでしょうか?


阿山さん 葉たばこ農業・農家の魅力を多くの人に知ってもらうということと、農家さんたちの “想い” を発信することで、葉たばこ産業や農家に対するイメージが少しでも変わるきっかけになればと思いスタートしました。



長根 そうなのですね!実際にプロジェクトが立ち上がってから映像制作をするまでは、どのような経緯だったのでしょうか?


阿山さん もともと、部門自体で魅力発信活動は取り組んでいたのですが、もっと農家さんが元気になることや産地に貢献できることをしようと岡田と話していました。他の事業所では、その部分にフォーカスしているところが少なかったので、せっかく魅力発信活動をするなら農家さんを元気にできるように、動画を作ったり、雑誌に掲載したり、それらを契機とした耕作体験を企画したり、農家さんのモチベーションをあげようとしたのが始まりでしたね!


岡田さん 2人で飲んでる時でしたね(笑)葉たばこ産業ってあまり知られていないですが、実際、生産に向き合うと面白いこともあるんです。そんな発信をすることで、農家さんが生き生きとして欲しいなと。30年後の葉たばこ産業の未来を語り合った時、今どういうことができるかなと考え、挑戦してみようとなりました!


阿山さん その翌日には、社内で提案していましたね。


長根 すごいですね!お二人が描いた30年後の葉たばこ産業って、どんな未来だったんですか?


阿山さん 農家さんが生き生きと働いていたり、地域の人にとって葉たばこ産業が誇りになっているだろうと。愛媛県のみかん産業のようなイメージですね。


岡田さん 岩手県とかだと二戸市が産地なのですが、税収的にも基幹産業になってる部分があるんです。まだまだ地域の人にも知られていないみたいなので、「岩手といえば “葉たばこ”だよね」という形になれば面白いなと思っていました!


長根 実は私も農業のお仕事をさせていただく機会があって、以前、農家さんに「葉たばこ産業は大変だけど儲かるよ」って言われたことがあるんです。地方で儲かるということは、その地域の経済に貢献しているということですよね。


岡田さん まさにそうですね。一方で、農家さんの高齢化により担い手も減っているので、私たちも支援の形を考えていく必要があると思っています。


長根 なるほど!そして、実際にいろいろなことを企画されていたのですね。


阿山さん いろいろな形で発信することで、産地に貢献できればと思いました。人によって情報収集の媒体は様々ですので、動画制作、メディア掲載、さらにはそれらを契機とした耕作体験といった3つを主軸に企画を進めていました。


長根 映像や記事をフックに葉たばこ産業の魅力を伝えて、実際に耕作を体験してもらうということですね。




映像だから伝えることができる、一次産業の魅力とは?


長根 プロジェクトに参加できて、私たちも本当に楽しかったです!ちなみに、お問い合わせしてみようと思った理由などはありますか?


阿山さん

予算が合っていたのもありますが、「クリエイティブで日本を元気にしたい」というコンセプトが、自分たちがやろうとしていることと似ていると感じたからですかね。


長根

嬉しいですね!一次産業や、最近では介護福祉業界ともプロジェクトをご一緒させていただくことが多いんですが、素晴らしいことをされているのに、なかなかスポットライトが当たりにくいんですよね。そんな時、イメージを伝える映像はとても有効な手段だと思うんです。ちなみに、実際に映像を制作する過程で何か気づきはありましたか?


阿山さん

一番難しかったのが、葉たばこ産業の魅力を伝える見せ方や切り口ですかね。


長根

農家さんのリアルを伝えるために、インタビュー映像にすることは企画から決まっていましたよね。


阿山さん

これまでは、葉たばこの耕作方法だけを伝えていたこともあるのですが、それだとあまり見た人に響かないのではないかと。深いところで感情を揺さぶるには、どのように表現すれば良いかと悩みました。


岡田さん

ひとつ思い出したのが、農家さんが主役となる見せ方が難しいという話になった記憶があります。


阿山さん

それでいうと、ギリギリまでJTのロゴを入れるか迷いましたね。JTバックアップのような形で見せるか、農家さんだけで勝負するか正直、悩んだところでもあります。


長根

農家さんがもっと前面に出ていけるような環境を作りたいというのがあったのですね。



岡田さんはオンラインで岩手から参加してくださいました


阿山さん

JTを主体とする動画とした場合、葉たばこ産業や葉たばこ農家さんのことを理解してもらう動画であったとしても、世間の人から見たら、JTの企業広告という受け止め方をされる可能性もあります。一方で、農家さんを主体とした動画であれば、視聴者からこのような誤解を受ける可能性は低くなるのかなと。その点でいうと、完成した動画は農家さんにフォーカスされててリアルな姿を切り取っているので、自分たちが目指していた見せ方ができたかなと思います。


岡田さん

そこは凄い伝わりました!


長根

ありがとうございます!完成動画の感想も伺えたら嬉しいです!


阿山さん

よかったですね。日本の農業の動画は、かっこ良いと思えるものが少なかったので、海外のイメージ動画をサンプルとして出させていただきました。そのくらい、かっこよく見せたかったです!


長根

それは、しっかり伝わりました。農業ってキツいとか大変とか苦労話が多いイメージですが、お話を伺う中で、そうではなく “やりがい” や “誇り” を伝えたいのだと思いました。いざインタビューが終わってみたら、農家さんのお話は本当に素敵で、切りとるのがもったいないと思う内容ばかりでした。映像はどのように活用されていますか?


阿山さん

岩手のローカル新聞である岩手日報とその動画配信アプリに掲載させていただきました。あとは、本社の喫煙所でも流しています。


岡田さん

東日本原料本部では農家さんが葉たばこを持ってくる場など、結構農家さんが集まるところがあるんですが、そこでも流しています。


長根

農家さんの反応は、いかがですか?


岡田さん

「他でも動画流してますよ」ってお伝えしたら、嬉しいねって言われましたね!


阿山さん

実際に取材をした農家さんがすごい喜んでいました!




「葉たばこ産業」の魅力を伝えていくために


長根

今回のプロジェクトは、今後どのように展開していくのでしょうか?


阿山さん

現在は、動画や記事をどんどん発信していこう、という感じですね。


岡田さん

昨年動画を作っていただいたので、そこにフォーカスしていきたいですし、他の方向性も検討しています。


阿山さん

今まで挑戦していないメディアの領域とかに、チャレンジできたらと思っています。


長根

会社としても、葉たばこの魅力発信は今後も展開されていくつもりなのですね!


阿山さん

そうですね、引き続き展開させていくことを目指しています。もっと葉たばこ農家の存在を知ってもらえるように、継続的に発信は続けていく予定です。


長根

生産を支えている農家さんたちは地域を支えている存在であることが、もっと多くの方に伝わると良いですよね。


岡田さん

二戸市の小学校で、葉たばこ産業の授業を行ったことがあるのですが、その地域では葉たばこ産業が基幹産業になっているので、親御さんが葉たばこ農家であることが多いんですね。お子さんたちにも「親御さんたちはすごい仕事をしているんだよ」って伝えていきたいと思ってます。





長根 とても素敵です!最後に、お二人に今回のプロジェクトを通してどんな未来が実現したいのか、お伺いできればと思います。


阿山さん

たばこ製品に対してはネガティブなイメージを持つ方もおり、実際に働いている農家さんの中にも肩身が狭いと感じている方もいると思います。しかし、実際には生産者それぞれが誇りを持って、生き生きと取り組んでいる姿もあります。そんな姿を発信していきたいです。


岡田さん

日々農家さんと接していると、葉たばこ産業には面白い面がたくさんあります。一方で、将来に対する不安な声を聞くことも少なくありません。先ほどの小学校のお話もそうですが、いろいろなことに向き合いながら仕事をしている中で、葉たばこ産業というものが認知されて、誇りに感じてもらうことが一番やりたいことです。


長根

いろんな考え方の方もいて引け目を感じるお仕事でもあるかもしれないですが、一方で農家の存在は、地域を支える存在でもあると思うんです。そういった面でも、もっとやりがいや誇りが感じられるようになると良いですよね。一緒に制作させていただいた映像を、たくさん活用していただけたら嬉しいです!


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対談を終えて〜長根のヒトリゴト〜


物事は捉え方によって「良いこと」にも「悪いこと」にもなる。


これは、私が日頃から大切にしている価値観の一つです。この世に「絶対」なんてあり得ないし、いまの常識も、結局は誰かの意見の一つにすぎません。



たばこ製品に対してネガティブなイメージを持つことは、考え方のひとつ。けど一方で、誰かの「ひととき」をつくったり、地域の未来を支えているということも事実なのです。


都市部のように人口も産業も多くない(むしろ減っている)地方では、その土地に根付いて、地域を支える産業はとても大切な存在です。その産業が続くことで、人の暮らしが成り立ち、その土地が続いていきます。


「地域が続くことは、日本が続くこと」


地方創生の仕事で全国の田舎を駆け回っていた時に強く感じた気持ちを、再び思い出したヒトトキでした!


日本たばこ産業株式会社公式サイトはこちら




取材場所協力:co-ba ebisu


全国各地に広がる「あらゆるチャレンジを応援する」をコンセプトにしたシェアードワークプレイス。co-ba ebisuは、「働き方改革」が叫ばれる中、企業側ではなく、働き手が自らのイニシアチブで自由に働き方を選べる『働き方解放区』を目指します。2019年12月オープン。



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